フランスは世界的に有名なチーズの生産国として知られており、数々の高品質なチーズが作られています。そのため、スーパーでは個性豊かなチーズを数多く揃えており、街中ではチーズ専門店も少なくありません。まさに、チーズはフランスの食卓に欠かせない食べ物の一つと言うことではないでしょうか。
なお、フランスのチーズは各地域で独自の製法や伝統を持ち、地元の素材と技術を駆使して個性豊かなチーズを作り出しているため、その土地の風土や気候がもたらす独特な味わいを楽しむことができます。そこで、この記事では、現地で人気のあるお取り寄せ可能なフランス産のチーズを一覧にしてご紹介します。
この一覧から得られる情報を活用し、自宅でフランス産のチーズを楽しんでください。
※注意※
掲載されている情報は執筆時点のものです。最新の在庫状況や入手方法については、各メーカーや販売業者の公式ウェブサイトをご確認ください。
パリの有名なチーズ会社、モン・ペール社製のブリーチーズです。クセがなくミルキーでクリーミーなブリーチーズに仕上がっており、そのままでも美味しく食べることができます。
フランス最大のチーズメーカーCF&R社のブランドの一つ、ル・ルスティック ブリーチーズです。舌触りはなめらかでもっちりとろんとした触感。塩加減もほどよくミルクの甘みが口いっぱいに広がるよう仕上げられています。
フランスとスイスの国境付近、ジュラ山脈のモンドールという渓谷一帯で、秋から冬の期間のみ生産されるウォッシュタイプのチーズです。牛の生乳から作られている季節限定のチーズであり、濃厚なミルクのコクが味わえます。
昔ながらの製法と伝統を守るレオ社が手掛けるカマンベールチーズです。フランスのノルマンディー地方で作られており、一般的なカマンベールと比べてコクや塩気、風味が強いのが特徴です。
エポワス特有の表皮の強烈な香り、そして濃厚な味わいと上品なミルクのコクが特徴の、エポワス ド ブルゴーニュ チーズです。ブルゴーニュ産赤ワインと相性が良く、パンに塗っても美味しく食べることができます。
フランスから直輸入している、TARTARE(タルタル) シェル・イン チーズです。生乳とクリームで作られたフランス産クリームチーズを75%使用しており、クリーミーな味わいとなめらかな食感を楽しめます。
22ヶ月熟成させた、フランス産のミモレットチーズです。サラダやサンドイッチ、リゾットなどの料理に利用すると美味しく食べることができます。なお、日本酒との相性も抜群です。
フランスの美食家、「ブリアサヴァラン」の名が付いた白カビチーズです。4週間以上熟成させたチーズで、ミルクティーやコーヒーなどと相性が良く、パンに塗っても美味しく食べることができます。なめらかな口当たり、そして濃厚なミルクの味と香りを感じられるチーズです。
14世紀に始まったイギリスとフランスによる、百年戦争の休戦期間に作られたといわれているチーズです。マイルドでクセが少なく、口当たりはなめらか。初心者の方でも抵抗なく食べやすいチーズです。
山羊の乳から作られる「シェーブル」タイプのチーズです。クリーミーな味と独特の香りがあるチーズで、好き嫌いが分かれるともいわれています。ですが、一度ハマるとクセにもなってしまう魅力あるチーズです。
フランス東部のジュラ山脈一帯で、1000年以上も前から作り続けられているフランスを代表する熟成ハードチーズです。コンテの熟成だけを手掛けているヴァーニュ社製のチーズで、程よい香りと味わい深さがあります。
約2000年前に誕生したといわれている、フランス最古のブルーチーズです。ロックフォールは世界三大ブルーチーズと呼ばれており、羊乳のミルクを原料としています。青カビの刺激がありますが、クリーミーな味わいを楽しめます。
フランスのイル・ド・フランス地方で作られている白カビタイプのチーズです。馬の蹄鉄のような特徴的な形をしており、フランスでは「幸運を招く」とされていて、古くから贈り物として使われていたようです。クリーミーでまろやかな味で、日本人でも食べやすいことから人気があります。
フランスとスペインの国境にそびえ立つピレネー山脈の麓が産地のチーズです。原料は羊乳で、風味が甘く味は濃厚でまろやか。フランスで親しまれているチーズの一つです。
フランスが誇る代表的な山チーズの一つです。標高1500m以上の高地で放牧している牛から搾乳し、山小屋で伝統的な製法により作られています。程よい酸味とミルクの甘みを楽しめるチーズです。
ふわふわした白カビにおおわれた円筒形のチーズです。クセが少ない食べやすい味わいに仕上げられています。トーストしたパンやクラッカーに塗って食べると絶品です。
フランス東部、ドイツとの国境のアルザス地方、ヴォージュ山脈の西側のロレーヌ地方で生産されいるチーズです。独特の刺激的な香りを感じますが、食べてみるとクセは意外に強くなく、マイルドでもっちりとしていてクリーミーなのが特徴です。
フランス中央山塊のオーヴェルニュ地方、標高750メートルの自然豊かな地で生まれたチーズです。生地は柔らかくむちむちしており、ナッツのような香ばしさと独特なミルクの風味を感じることができます。
フランスで最長の河、ロワール河の下流、アンジュー地方産のチーズです。ウォッシュ特有の香りは控えめで、塩味もやさしくクリーミーなことから、食べやすさで人気があります。
立方体の形をしている白カビタイプのチーズです。若いうちは中の生地もしっかりとしていてナイフで切り分けられますが、熟成につれ角が立ち、側面がへこんできたら食べ頃です。なお、「パヴェ」とはフランス語で「石畳」を意味します。
シェーブルチーズに分類されるピコドンチーズです。中身はキメが細かくなめらかで、ほっくりとしたコクと甘味を感じることができます。バゲットやクラッカーなどにのせると美味しく食べることができます。
愛らしい四つ葉のクローバー型をした灰まぶしのシェーブルチーズです。山羊の生乳を原料として作られており、山羊ミルクの酸味と甘み、塩味の調和がとれた味わいが楽しめます。
山羊のミルクを使ったシェーブルチーズです。表面には木炭粉がまぶされ、中心に藁が一本刺さっています。若いうちはフレッシュな酸味があり、熟成が進むと丸みがでてミルクの甘みとコクの旨味が増していきます。ナッツやレーズンと相性が良く、サラダのトッピングにしても美味しく食べられるチーズです。
プロヴァンスのハーブを食べた山羊のミルクを使って造られたシェーブルチーズです。一つ一つ丁寧に栗の葉に包まれたチーズで、さわやかな酸味とさっぱりとした風味が特長。しっかりとしまった質感ですが、熟成とともにスプーンですくえるほど柔らかくなります。そのままでも美味しく、サラダとも相性が良いです。