パスタやピッツァ、ワインなどで有名な国、イタリア。イタリアはチーズの生産国としても有名であり、多様な種類と独自の特徴で知られています。たとえば、モッツァレラやパルミジャーノ・レッジャーノ、ゴルゴンゾーラなど、数々の有名なチーズがイタリアで生産されています。
なお、それぞれのチーズには、その土地の風土や伝統が反映され、独特の風味や食感を楽しむことができます。そこで、現地で人気を博し、お取り寄せが可能なイタリア産のチーズ一覧をご紹介します。この一覧の情報を活用し、自宅で本格的なイタリア産のチーズを楽しんでください。
※注意※
掲載されている情報は執筆時点のものです。最新の在庫状況や入手方法については、各メーカーや販売業者の公式ウェブサイトをご確認ください。
長い時間をかけて熟成された、イタリア産のDOPパルミジャーノ レッジャーノ チーズです。「イタリアチーズの王様」と呼ばれるほど人気の高いチーズで、パスタ、サラダ、おつまみ等として味を楽しむことができます。
「イタリアチーズの王様」とも呼ばれている、パルミジャーノ ・レッジャーノチーズのミニタイプです。チーズは個包装されており、1回で食べきれるサイズなのでおやつ感覚で食べることができます。なお、完全な衛生の条件の下で密閉パックされているので、パックを開封すると作り立ての美味しさが味わえます。FDA(食品医薬品局)に登録されている安心チーズです。
羊乳を使用した独特の甘みとかなりの塩辛、また程よい酸味が特徴のイタリア産チーズです。塩味が強いため、パスタなどのイタリア料理を楽しみたいときに適しています。なお、加熱すると更に旨味が加わります。
イタリアの北部、ポー川流域で作られている、牛乳を原料としたチーズです。イタリアでは冷蔵庫に欠かすことのできない「キッチンのお供」として定着しています。パスタやリゾット、サラダなどと相性抜群です。
南イタリアのカンパーニャ州の代表的なチーズで、水牛乳から搾乳後、12時間以内に製造されたモッツァレッラです。生地は多重層になっているため弾力があり、味は濃厚で生クリームのような芳醇な風味を楽しめます。パスタにピッツァ、サラダのトッピングなど幅広く使えるチーズです。
イタリア語で「バターのような」を意味するブッラータ。牛のミルクを使ったイタリアのフレッシュチーズです。もちもちした食感とともに、バターのような濃厚さとクリーミーさを堪能できます。
世界三大ブルーチーズの一つで、1000年以上の歴史をもつ北イタリアのブルーチーズです。青カビがしっかり入っており、ピリッとした青カビ特有の刺激と辛さを味わえます。ピザ、パスタ、リゾットなどにピッタリです。
ゴルゴンゾーラ・ピカンテと同じく世界三大ブルーチーズの一つで、1000年以上の歴史をもつ北イタリアのブルーチーズです。ドルチェは青カビの量が少なめで、クリーミーさとミルクの風味が特徴です。青カビの初心者の方でも食べやすく仕上げられています。
イタリアのヴェネト州で伝統的製法で作られたチーズです。乳清の温度が一度も低温になることなく製造されており、フレッシュでミルクの優しい甘さを感じることができます。なお、フィオルディマーゾとは、契約農家からのみ運ばれてくる厳選されたミルクから、製造、納品までを一貫して自社にて開発・管理をしているカフォルム社のメインブランドです。
フレッシュチーズの一種であるマスカルポーネです。ティラミスの原料として有名ですが、コーヒーとの相性も抜群です。また、パスタやチーズケーキなど幅広く使用することができます。
北イタリアのロンバルディア地方で作られているウォッシュチーズです。フランス産のウォッシュチーズに比べ、風味は優しく軽い酸味とミルクのマイルドな甘味があり、熟成が進むに連れてコクが増すよう仕上げられています。なお、イタリアでは野菜やハムと合わせたパニーニが定番とのこと。甘いジャムと一緒にデザートチーズとしても楽しめます。