古くから漁業が盛んである欧州最北の国、ノルウェー。漁業が盛んであるため、スーパーでは魚の缶詰が数多く販売されているようです。日本においては、ノルウェー産のサーモンやサバが有名ですね。
そんなノルウェーですが、国を代表するチーズもあるとのこと。国民から親しまれているチーズであり、在住日本人の方も旅行者にお土産としておすすめするほど人気のあるチーズです。
そこで、この記事では、お土産にもおすすめされる人気商品を含めたノルウェー産チーズの種類をご紹介します。ノルウェー産のチーズに興味がある場合は、参考にしてみてください。
※注意※
掲載されている情報は執筆時点のものです。最新の在庫状況や入手方法については、各メーカーや販売業者の公式ウェブサイトをご確認ください。
ノルウェーを代表する山羊チーズです。朝の食卓で並ぶチーズとして親しまれており、在住日本人の方もお土産におすすめするほど人気があります。別名「イェトスト」と呼ばれるチーズで、山羊乳のホエイ(乳清)をカラメル状になるまで煮詰め、牛乳やクリームなどを加えて作られています。キャラメルのようにねっとりと濃縮された乳糖の甘みと食感が特徴です。薄くスライスしてバターを塗ったパンにのせたり、クラッカーと一緒に食べると味を楽しむことができます。
ノルウェー語で「騎士」という意味を持つウォッシュタイプのチーズです。ウォッシュチーズの特徴は強烈な臭いですが、リダーの香りは穏やかでそれほど強くはありません。クリーミーな風味の食べやすいチーズなので、ウォッシュチーズの初心者にも人気があります。なお、そのままでも美味しく食べることはできますが、火を通すとクリーミーさが増してさらにまろやかな風味が味わえます。チーズトーストやグラタン、オムレツなどの料理に最適です。
スイスのエメンタールチーズを模して作られたとされる、牛乳から作られたノルウェー産のチーズです。良質な牛乳から作られるヤールスバーグは、ほんのりと甘く、ナッツのような香ばしい風味で食べやすいのが特徴です。スライスしてそのまま食べたり、チーズフォンデュにも良く合います。
牛乳にクミンやクローブなどの香辛料を加えて作られた、セミハードタイプのチーズです。香辛料はたくさん加えられていますが、意外とクセは強くなくマイルドで食べやすいのが特徴です。そのままでも食べることができ、サラダ、オムレツ、魚や肉料理にも適しています。
北欧の大自然から育まれたノルウェーを代表するチーズの一つです。通常のノルベジアは3ヵ月以上の熟成なのですが、このチーズは9ヶ月以上も熟成をさせているとのこと。そのため、チーズの濃厚な旨味が凝縮しており、マイルドな味わいの中にも深いコクのある逸品に仕上がっています。食べ方としてはサンドイッチやピザに最適です。
米粒大の気孔が全体に入っているしなやかなチーズです。牛のミルクを使用しており、クセが少なくバターのような風味で口どけの良さが特徴です。そのままでも食べることができますし、サンドイッチやパスタ、サラダにトッピングしても美味しく食べることのできるチーズです。